ブラッド・ピットの作品で一番好きなもの

ブラッド・ピットが出演している作品は色々と見てきましたが、私が一番好きなのはフューリーです。
フューリーは世界大戦中におけるアメリカ軍の戦車隊を描いている作品なのですが、この中でのブラッド・ピットがとにかくかっこいいんです。

すごく不器用で暴力的、それでいて男らしさという点では飛び抜けていて、見ていると惚れ惚れしてしまいます。
ただ、この作品の中では結構強めに残酷なシーンが描写されていて、戦争映画が苦手な人にはちょっときついかもしれません。

最後は、たった1つの戦車でドイツ軍に多大なダメージを与えるも、戦争に免疫のない弱虫で信心深い青年だけが生き残ります。
ブラッド・ピットをはじめすべての乗組員を失いますが、援軍が到着するとたった1つの戦車の周りに大量のドイツ軍の遺体が転がっています。
そしてその青年は英雄として讃えられます。

戦争の残酷さ、戦争という状況下におかれるとどんな人でも人を殺すことを求められ、まず自分を殺すことからはじまるという戦争の精神的な辛さもリアルに描かれていました。